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【足立美術館】「庭園日本一」の名園と横山大観の魅力
更新 : 2023/12/4 18:16
島根県安来市の郊外に、
2003年から20年連続で庭園ランキング日本一に選ばれている美術館があります。
当館からは車で1時間程の距離に位置します。
<足立美術館とは>
足立美術館は、横山大観をはじめとする近代日本画や
北大路魯山人の陶芸などを中心に総数約2000点を所蔵しているほか、
5万坪の日本庭園は、米国の日本庭園専門誌
「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、
20年連続日本一に選ばれています。
こちらのランキングは、
「いま現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているか」を基準に
調査・選考されており、特に足立美術館は、
広大な庭園の細部にまで維持管理がゆきとどいている点が高く評価されているそうです。
<今日に至るまでの経緯>
足立美術館は、実業家として成功した足立全康の「郷土に恩返しがしたい」という思いから、
昭和45年に設立されました。横山大観をはじめとする日本画に深い思い入れを持つ足立全康は、
まず日本庭園を通して四季の自然の美を感じてもらい、
その感動をもって横山大観などの作品にふれることで、
日本画の魅力を理解してもらおうと考え足立美術館はできました。
四季折々に移り変わる庭園は、他にない特別な感慨深さを感じることでしょう。
<絵画となる部屋からの園庭の景色>
「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、
足立全康は91歳で亡くなるまで庭園に深い愛情と情熱を注ぎ続けました。
池庭の近くには足立全康の生家が残されており、掛軸を飾るための床の間の壁を、
足立全康自らが周囲の反対を押し切り金槌で穴をあけて「生の掛軸」が誕生しました。
部屋から見える「生の掛軸」は一生忘れられない感動となることと思います。
是非一度お立ち寄より頂いてはいかがでしょうか。
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足立美術館
〒692-0064 島根県安来市古川町320
当館より車で約1時間
【足立美術館】日本美の粋を極める美しい日本庭園。
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