塩竈みなと祭
更新 : 2023/9/14 10:35
塩竈みなと祭は、宮城県塩竈市で毎年7月第3月曜日に開催される祭りです。1948年に始まり、戦後の塩竈の産業復興と市民の元気回復を願って始められました。塩竈みなと祭は、広島県廿日市市宮島町の厳島神社の管弦祭、神奈川県真鶴町の貴船神社の貴船まつりと共に「日本三大船祭り」とされています。最大の見せ場である神輿海上渡御では、志波彦神社・鹽竈神社の2基の神輿をのせた御座船「龍鳳丸」「鳳凰丸」が約100隻もの供奉船を従え、日本三景松島湾内を巡幸します。美しい島々と海を背景に展開される勇壮華麗な大船団の様子は、さながら平安絵巻の様相を呈しています。鹽竈神社の神輿が海を渡る東北で初めての神輿海上渡御は、古来、海からの道案内の役割を果たされ、この地に残られた御祭神の鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を年に一度海へお連れするという、神社を崇敬する氏子たちの感謝祭といえるお祭りです。
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