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星野リゾート 界 松本のお知らせ・ブログ
河童橋に河童はいない?
更新 : 2009/5/31 19:09
突然ですが、
皆様、長野と言えば何を連想されますか?
りんご、善光寺、オリンピック、わさび、松本城など、
数々あると思われますが、
その中でもとりわけ注目度が高いのが、何と言っても上高地です。
そこで今回は上高地の見所の一つでもある
「河童橋」について簡単ではありますが紹介します。
●「河童橋」という名前の由来
様々な説があり、真相は定かではありませんが
次の2つが有力だと言われています。
1.昔ここに河童がすみそうな深い淵があったから
2.まだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたから
つまり・・・
「河童がいた」という事実はないのです。
●現在の河童橋は、実は「5代目」
1891年に設置されて以来、5回架け替え工事が行なわれてきました。
今ある河童橋は1997年に設置されたものです。
●絶景
河童橋からの景色は、誰もがシャッターを押したくなるほど、
感動的だと言われています。
橋に立って上流を望めば、三千メートルの偉容を誇る
西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳が迫り、
下流を見やればわずかに噴煙をたなびかせる焼岳が控えています。
ケショウヤナギやカラマツの川辺林のなかを滔々と流れる
梓川の風景と相まって、
すばらしい展望がここに凝縮されています。
●芥川龍之介の代表作「河童」の舞台
実は、芥川龍之介はこの河童橋を舞台(ヒント)にして
小説「河童」を執筆したと言われています。
そのため、橋を横断中、もしかしたら文学的なひらめきが
浮かんでくるかもしれませんね。
皆さま、こんな河童橋に訪れてみたくなりましたか?
簡単ではありますが、河童橋及び上高地の紹介をさせていただきました。
新緑が美しい6月上旬はオススメシーズンで、
尚且つ上高地は梅雨に雨が少ないこと有名です。
是非、一度貴祥庵の温泉と河童橋からの絶景で、
心身ともに癒されてみませんか?