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星野リゾート 界 松本のお知らせ・ブログ
クロユリの花ことば
更新 : 2009/7/24 6:18
高山植物が見ごろの時期です。
標高2400メートルから2500メートルの高地で咲く、
孤高の花、クロユリ。
それだけに、クロユリを目にする人は限られ、
登山家が憧れる花といわれています。
かといって、その姿はユリのように強烈なものではないのです。
花は下を向き、まるで恥ずかしげにうつむいている少女のよう。
クロユリの花言葉は、「恋」そして「呪い」。
クロユリを見つけた登山家は、
この孤高な花が自分を待っていてくれたかのような、
錯覚に陥ってしまうのだそうです。
その瞬間は、“巡り合った”という言葉がぴったり。
まるで「恋」の始まりと同じです。
アイヌの伝説では、
女性が秘かに想っている男性のそばにクロユリを置き、
男性がそれを手に取ると、
恋が叶うといわれています。
クロユリには魔術が秘められているのでしょうか。
花の色が紫がかった黒色であるためか、
「呪い」などという困った花言葉もあるようですが・・・