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    おやきの歴史

    更新 : 2010/8/19 5:34

    先日自宅でおやきを自作してみました。中身は野沢菜とあんこです。

    おやきは小麦粉やそば粉を水で溶き、練った生地に具材を詰めて焼くだけのシンプルな食品です。


    さて、この長野のご当地グルメ、おやき。

    長野=おやきというイメージは全国的にも浸透しているものですが、なぜおやきは長野の名産品となっているのかご存知ですか。

    今日はそんなおやきのルーツを少しだけ、ご紹介します。

    長野県の多くの地域は寒冷な気候・急峻な地形の為に米の栽培に適さず、その代わりにそばや小麦を材料とした食品が昔から食べられていました。

    おやきもそのひとつです。

    一説ではその歴史は、そばの栽培が始まっていた縄文時代からあったのでは、と言われているそうです。

    その信州おやきのルーツとされているのが長野県上水内郡・西山地方。この周辺は昔から有数の畑作地帯であり、粉ものの料理が盛んで、昔ながらのおやきの伝統が残っていました。

    囲炉裏の灰の中で、おやきを焼くのがこの地方の流儀となっています。

    また同じおやきでも地域によって様々な違いがあります。

    善光寺平では、蒸かす形式、また焼いて蒸かす形式のものが多く、特に丸ナスのおやきが伝統です。

    信州の北に位置する栄村では、米粉でつくったおやきがあり、これは「あんぼ」と呼ばれています。

    安曇野地方は、西山と同じく灰焼きおやき。東の上田方面では、「ふかしまんじゅう」形式のおやき。

    その他にも地域ごとに、全国的にはあまり知られていないであろう地域おやきが存在します。


    このように古い歴史と地域色、また今では様々な味のバリエーションが存在するおやき。

    これから涼しくなり食欲の湧いてくる季節に、是非長野を訪れて、「信州おやき巡り」はいかがですか。

    (谷)

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