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    福を呼ぶおめでたい飴

    更新 : 2013/1/8 7:46

    皆さま
    新年明けましておめでとうございます。

    今回は新春にぴったりな、「福飴」というものをご紹介いたします。

    この福飴、毎年1月初旬に松本で開催されているあめ市のために作られているものだそうです。


    松本は、アルプスの山々に囲まれ、澄んだ乾燥した気候風土であることから、昔から飴づくりがさかんであり、明治時代には飴の生産高が日本一であったと言われています。
    さらに、今でも江戸時代から300年以上も続く老舗の飴屋さんがいつくかあります。


    また、あめ市にも歴史があり、その紀元は今から約400年前の「塩市」にさかのぼると言われております。

    戦国時代、信濃の国は武田氏の領土でしたが、武田氏に対峙する今川・北条氏は信濃への塩の供給を封じてしまいました。
    そこに、苦しむ信濃の人民の姿を見た越後の上杉謙信が敵対関係にも関わらず、武田信玄に塩を送ったという美談が残されています。
    この話が「敵に塩をおくる」という言葉の史実になったのですが、この塩が松本の地に届いた永禄11年(1568年)1月11日の故事を記念して「塩市」が始まり、いつしか「あめ市」になり、現在では新春の伝統行事となっております。


    さて、この福飴も老舗の飴屋さん(山屋御飴所さん・新橋屋飴店さん・飯田屋飴店さん)で各々作っているそうですが、今回は飯田屋さんの福飴をご紹介してみたいと思います。

    赤地におかめのパッケージがいかにもおめでたいですね。
    中には3種類の飴が入っておりました。
    一番大きな「福良」は、越後の国より牛の背に乗せて運ばれてきた塩の袋をかたどったもの、真っ白な「寿入れ」は塩がついた日の喜びを表しているそうです。
    そして、福助とおかめと今年の干支の巳のかわいらしい飴がありました。


    このような歴史ある行事、技術が今も断たれることなく受け継がれているのも松本ならではの魅力ですね。
    皆さまも、この福飴で迎春の喜びを祝ってみるのはいかがでしょうか。

    また、松本観光の際は、寒さがとっても厳しいので是非暖かくしてお越しくださいませ。


    【飴屋さん】*飯田屋飴店http://www.iidaya.com/index.html
         *山屋御飴所http://www.808on-amedokoro.com/?page_id=6
          *新橋屋飴店http://www.shinbashiame.com/fukuame.html
    【あめ市情報】http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/event/?p=4640 

    (栗)

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