本日は、休暇村の散歩コースのお花の開花状況をお伝えいたします。
梅雨時期という事で、なかなか長時間歩くのをためらいますが・・・
今回ご案内する散歩コースは、ご存知の方も多い「牛留池」までの間、
どれだけのお花が見れるか!!確認してきましたー(*^▽^*)
なお、牛留池までの道のりはアップダウンがなく木道の上を歩くので
雨の日でも傘を差してお出掛けいただけます。
1周ぐるっと周っても、約20分〜30分ほどのお散歩です。
牛留池からは(天気が良ければ)乗鞍岳もご覧いただけます。
また、お花の名前がズラーッと並んだ、見やすい散策マップをフロントで
ご用意しています。お出かけの際は、この散策マップを片手に歩くことを
おススメいたします(^^♪
ちなみに今回の目的は、私の大好きな「ギンリョウソウ」を探しに
歩くぶらり散策です。見つかるかなぁ・・・
でも、そろそろ咲いていてもおかしくない時期ですので、望みをもって
行きたいと思います。
では、出発!!!!!
ツマトリソウです。
木道の脇に咲いています。
和名の由来は、花弁の先端に淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目(おどしいろめ)の一つである褄取りに似ているためとの事です。
ツマトリソウの近くに群生していた「ベニバナイチヤクソウ」です。
「紅花一薬草」と書くように、傷や虫刺されに効く薬草です。
木道の周りに群生していて、可憐ですね。赤いお花は目立ちます(^-^)
もう見頃のピークを越えてきました「レンゲツツジ」です。
花はずいぶん枯れ落ちていますが、今ですと休暇村近辺で
レンゲツツジの見納めができます。
今度は樹木のお話し(^^)/
手前の白い木は「シラビソ」、右手の濃い茶色の木は「コメツガ」です。
いずれも「陰樹」という種類で、光に対する要求性が低いマツ科の樹木です。
ゴゼンタチバナも咲いていました。
花の咲く株は葉が6枚にまで成長したものに限る、ちょっと面白いお花です。
他県では絶滅したり、絶滅危惧種に指定されているお花・・・
大事にしないと・・・!
お目当ての「ギンリョウソウ」を発見!!!
「銀竜草」と書いてギンリョウソウと読み、「ユウレイタケ」や中国では「水晶蘭」と呼ばれています。
色素がなく幽霊のような白色・・・
この植物は葉緑体を持たないため、光合成をして栄養を作り出すことができません。
そしてカマドウマと共生関係にあり、果肉を提供する代わりに種子を散布する特性もあります。
牛留池 到〜着〜♪
ミツガシワの葉がびっしり(>_<)
この時期は、山を映す池の面積が狭くなります!
そして次の写真の矢印にご注目を!
わかり辛いですが、白いお花のようなものがあります。
「モリアオガエル」の卵です。
木に卵を産み付けて、成長過程でぼちゃっと池にオタマジャクシが落ちます。
ゲコゲコ合唱がすごいです!
最後はおなじみの写真。
ミズバショウの葉です!!
めちゃくちゃデカい!!!木道まで浸食しそうです(^^;)
今だから見ることのできる「旬なお花達」をぜひ見に来てください。
こんな時代ですが、お花は強く咲いています。
癒されますよ(*^▽^*)
それではまたぶらりと散策してきます(^_^)/~