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乗鞍高原温泉
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  • 松本神社を知ろう!

    更新 : 2024/12/10 7:53

    皆さま、いつも休暇村スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

    今回は、松本市内にあります松本神社をご紹介いたします。

    松本神社は、松本城の北に位置しています。この神社には、松本藩主であった戸田氏の先祖5名が神様として祀られています。
    この神社の祭神は、一色兵部少輔義遠 ・戸田弾正左衛門尉宗光 ・松平丹波守康長 ・松姫・松平孫六郎永兼の5柱となっています。戸田氏のご先祖の中に、一色や松平の姓の方がいらっしゃいますね。

    これについて、歴史的な部分を見てみましょう。まず一色兵部少輔義遠という人は、もともと三河国(現在の愛知県東部)の領主であった人で、そのあと一色氏の養子という形で、戸田弾正左衛門尉宗光が引き継ぎます。

    その後戸田氏は、戦国期に従属先を転換しながら存続していくことで、今川氏や織田氏や当時の松平氏との関係を結びながら生き残っていきます。そして、松平家の正式な家臣となった後4代目康光の時、康光の娘が徳川家康の父である松平広忠に嫁ぐことになったのです。このことにより、徳川家とは、松平の姓を名乗ることを許されるほどの信頼関係が結ばれました。そして、関係が続いていき、松平康永の時に信濃国松本藩を任されることになりました。実は、松本との関係はここから始まることになります。

    そして、あとの2柱について、松姫という方は松平弘忠の娘で、家康とは同じ母を持つ異父妹の関係になります。そしてその松姫の子が松平孫六郎永兼となっています。

    以上、祀られている5柱は、このような歴史があります。
    こうしてみてみると、この神社は、この地域との関係ではなく先祖を祀ることを重視した神社であることがよくわかりますね。今回は簡単にしかご説明できませんでしたが、この歴史の裏にはもっと複雑で面白い話が盛りだくさんにあります。例えば、松姫は戸田氏が松本藩に入る前に死去したのにも関わらず、永兼の処遇を不遇に思い松本城から身投げしたことによって、家臣たちへの不幸が続き、祟りだと思われたことによって神社に祀られた……とか。
    この神社は、地域にとても大切にされていることがよくわかる神社です。

    皆様も、ぜひ歴史を知って参拝してみてください。 以上、歴史・寺社仏閣巡り大好き福井でした。

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