宿番号:355884
特別御開帳 北向観音
更新 : 2025/10/19 13:45
みなさま、いつも休暇村スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、以前お参りに行きました北向観音が、特別御開帳を行なっていますのでご紹介します。
北向観音葉、平安時代初期に建立されたお寺で、天台宗の総本山である比叡山延暦寺座主の慈覚大師円仁により開創された霊場です。本来このお寺は、近隣にある常楽寺が本坊ですが、北向観音の方がよく知られています。
火災鎮護のため祈祷した際、観世音菩薩が「北向きに安置してほしい」と出現したと伝えられています。また、北極星を「北」という方向に置き換えて、迷える衆生を正しい道に導くという願いが込められていることも、理由のひとつです。
こちらのご本尊は、千手観音様を御本尊として現世利益を願い、また善光寺は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願います。二つのお寺をお参りする事でさらにご利益UPということです。
さて、そんな北向観音は、10/11〜11/9の期間だけ、お寺の創建1200年を記念した御開帳が行われています。この御開帳、実はすごいこと盛りだくさんでした。このお寺が創建1200年、本尊の御前立本尊が64年ぶり開帳、そして何より行ってみて初めて知ったのが、このお寺の本尊が初めての御開帳であったことです。
御前立とは、主に仏堂において、普段は秘仏とされている本尊の代わりに手前に安置され、参拝者が拝むための仏像のことです。ですが、その御前立は、普段厨子の中にあり、見ることができません。加えてご本尊も秘仏であるため、私たちはおろか住職の方でもなかなか見ることができません。
この期間だけの御開帳であり、次御開帳されるとき、私生きてるかわからんという一生に一度しか見られないかもしれない物をこの目で見ることができて本当に嬉しかったです。本当に貴重な姿を見せていただきました。
みなさまも、ぜひこの期間に北向観音にご参拝してはいかがでしょうか。以上歴女の福井でした。
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