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善光寺
更新 : 2025/11/14 10:20
善光寺
皆さんこんにちは。いつもブログをご覧いただ き、誠にありがとうございます。
今回のブログは、善光寺を発表します
善光寺は「善光寺縁起」に基づき、およそ1400年の歴史を持つとされ、日本最古級の仏像である光三尊阿弥陀如来を本尊とする、信州を代表する古刹です。
善光寺の本尊である一光三尊阿弥陀如来は、日本に仏教が伝来した欽明天皇13年(552年)、百済から伝わった日本最初の仏像であるとされています。
この仏像を信濃国(現在の長野県)に奉遷し、祀ったとされる人物が、寺号の由来となった本田善光です。
善光寺は、特定宗派に属さない無宗派の寺として、「一切衆生(いっさいしゅじょう)の済度(すべての人を救うこと)」を目的とし、古くから幅広い信仰を集めてきました。
善光寺の本尊である一光三尊阿弥陀如来は、絶対の秘仏とされており、住職でさえも拝見することはできません。
創建以来、一度も公開されることなく、瑠璃壇(るりだん)と呼ばれる厨子の中に厳重に納められています。
本尊の身代わりとして造られた「前立本尊(まえだちほんぞん)」が、数え年で七年に一度、一般に公開されます。これが善光寺最大の行事である「善光寺御開帳」です。
戦国時代、善光寺は戦乱に巻き込まれ、本尊をめぐる動乱がありました。
甲斐の武田信玄が善光寺の本尊を甲府に移し(甲斐善光寺)、その後、本尊は織田信長によって岐阜、さらに豊臣秀吉によって京都へと移されました。
最終的に、豊臣秀頼の命により、慶長4年(1599年)に本尊は信濃の善光寺に戻され、現在の姿の再興が本格化しました。
江戸時代に入ると、「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど、庶民の間に善光寺信仰が全国的に広まりました。
江戸五街道の一つである**中山道(なかせんどう)**や、主要な街道が整備され、全国から多くの参拝者が訪れるようになりました。
現在の本堂は、宝永4年(1707年)に再建されたもので、撞木造(しゅもくづくり)という独特の建築様式を持ち、日本の仏教建築史上貴重であることから国宝に指定されています。
善光寺は、度重なる火災や戦乱に見舞われながらも、その都度、人々の篤い信仰によって再建され、現在に至るまで多くの人々に愛され続けている稀有な寺院です。
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