今年の３月に旧「まんだらや」さんから、「花まんだら」に変貌を遂げてから、初めての冬を迎えます。

リフォームが済んでから、スタッフ達もなんとか、持ち前のホスピタリティを発揮し、おもてなしをさせて頂いております。

初めて「花まんだら」を見せて頂いた時（まだ「まんだらや」さんでしたが）足元から冷え込む木造建築の寒さにこれは、大変と思いました。

老舗のお宿故、無理な改造をするとよさがなくなるため、基本木の窓枠や外観を変えず、城崎の町並みに合った建築リフォームをしたつもりですが、いくらエアコンを増設しても、マイナス５度を過ぎると、電気は、働かなくなります。

なので、お客様に寒い思いをしていただかない為、石油のファンヒーターをお部屋分ご用意しました。

又「湯亭　花のれん」（以前は、別館といっていましたが）の和ベットルームの縁側にコタツダイニングをご用意しています。

暖かい空気は、どうしても上の方に行ってしまいます。

木の窓枠だとどうしてもサッシのように機密性が保てませんが、これをサッシにしてしまうと、「花のれん」のよさがなくなると思いました。でも寒い思いをしていただくわけにはいかない。

で、リビング用のコタツは？
これなら縁側でも朝ごはんも暖かく食べていただけるんじゃないかと。

色々家具を探して、ちょっと和風の低めのダイニングにもなるこたつを探しました。

椅子は、立ち上がりやすいように、回転しますので足の悪い方でも楽々♪

花のれんは、基本３階の和ダイニングですが、このお部屋は、夕食は和ダイニング、朝食はお部屋にお届けし、縁側のこたつダイニングでお召し上がり頂きます。

普通の旅館は、夕食は、お部屋で朝食は、ダイニングのところが多いのですが、朝は、ゆっくり素顔で朝ごはん食べたい女性の方もあるのでは？と逆転の発想で夕食、ダイニング、朝食お部屋食のプランも実施しています。

白山グループ宿「花まんだら」として初めて迎えるお正月。

今年は、雪のお正月かもしれませんね。寒い冬ですが、スタッフの暖かい笑顔に癒されにお越しになりませんか？

皆様のお越しをお待ちしております。

お宿　白山　「花まんだら」館主