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但馬牛はなぜ美味しいか
更新 : 2012/6/12 22:19
但馬を訪れたら、まず食してみたいのが「但馬牛」ですね。
たまに「たんばぎゅう」とか「馬肉?」とか言われたりすることもありますが、「たじまぎゅう」です。
ご存知かとは思いますが、但馬牛はそもそも神戸牛・近江牛・松阪牛など高級ブランド牛の元牛です。
では、なぜ但馬牛は美味しいのか。それは、但馬地方の環境によるようです。
1 但馬の山は、日本の中でも雨量が多く植物の種類が多い地域です。柔らかい草や薬草などを食べ、健康でバランスの良い牛ができた。
2 但馬牛は元々食用ではなく、農耕用の牛でしたので田植え・稲刈り時期は世話が大変だったため、住居から離れた山の上(家の近くは田んぼや畑だった)に放牧場を作り、そこで草を食べさせた。
放牧場までは急傾斜で遠く、行き帰りの運動量も多く足腰に筋肉がつく丈夫な牛になった。移動の途中には美味しい湧き水を飲み、良い牛になる条件が備わっていた。
3 たくさんの草を食べれるのは、夏の半年だけで後の半年は少しの干草・藁で辛抱しなければならなかった。また冬の但馬は大雪が降り寒さは厳しいです。それをしのぐため、体のいたるところに細い脂肪を入れなければ冬を越せませんでした。
それが「さし」と呼ばれる美味しい肉を作った。
4 農耕用としての但馬牛は、雌で子牛が現金収入になりました。家族同然で玄関の横の一部屋に一緒に住みました。朝夕元気かどうか餌をやりながら大事に愛情を持って飼われていました。
この4つの理由で但馬牛は美味しくなったと言われてます。
但馬自慢の但馬牛をぜひ食して下さい。
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