宿番号:355902
城崎温泉 お宿 白山 花まんだら【湯亭 花のれん】【花地蔵庵】のお知らせ・ブログ
夕刻にゴ〜ンと鳴るお隣の極楽寺さんの梵鐘も旅情です
更新 : 2012/7/2 23:06
花まんだらは、町内の外湯「まんだら湯」横なのに、
大通りからまんだら橋を渡って、1本筋を入るのでとっても静か(^−^)
「千と千尋の神隠し」の湯屋「油屋」を思わせるような、
木造3階建ての町屋カフェが1階にある「湯亭 花のれん」と
外湯「まんだら湯」横の六地蔵さまが迎える小道を通って行く「花地蔵庵」
の2館構成になっています。
どちらも昭和30年代から40年代の建築ですが、
2年前にリノベーションして現在の昭和レトロな2館になっております。
「湯亭 花のれん」は、建築時に5人の棟梁が競って建てた建物で、
あちこちに匠の技の名残りが感じられます^^
もうこんな建物は、コストに合わないので、
建てられないと思います。
園側もゆっくり畳も本間の8畳なので、控えの間を入れると、
8畳とは思えないゆったりした作りです。
リノベーションの際に以前の昭和の団体専用旅館臭を消し去り、
建築した当時の木造の良さを引き出すべく、あまり手を加えず、
1階は大幅にリノベーションしましたが、
2階、3階は、インテリアやお休みの提供の仕方を変えただけです。
一番の売りは温泉宿なので、4つの貸切温泉に一番お金を掛けました^^;
結構旨く元の姿に戻って、そして、快適にお過ごし頂けると思います。
なんでもリニューアルとかいうと、目を引くのですが、
変化して反対に悪くなってしまう例も多々あり。
花まんだらの良さは、文章ではあらわせない、ここの周辺の環境と
2館の醸し出す雰囲気です。
まんだら橋を渡るとちょっと異空間にタイムスリップしたような
そんな不思議な感覚にとらわれるお客様も多々あり^^
敷地内に赤い鳥居の「まんだら稲荷」さまもお隣に
禅宗の大徳寺派の「極楽寺」さんもあり、
そして、城崎温泉の発祥の地と言われてる「まんだら湯」ありで、
神仏が混合したありがたい土地です^^
和室のお部屋に夕刻おられると、お寺の梵鐘がゴ〜ンとなって、
一瞬京都にいるような感覚に^^
昨日は、先代社長の7回忌で京都の叔父が花のれんの和・ベットルームに
宿泊しましたが、縁側から眺める極楽寺さんの外観や外湯「まんだら湯」
の佇まいに喜んでいました。
文章ではお伝えしにくい「花まんだら」の魅力。。
ぜひ、一度、ご宿泊なさって、お楽しみ下さいませ。
館主
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