洒落たお店が多く若者に人気の西中洲エリア。最近できた飲食店も多い一方で、昭和レトロの雰囲気も残る人情温かい雰囲気があります。

今回はどこか懐かしい西中洲エリアで、めんたい重発祥の店である「明太子料理専門店 元祖博多めんたい重」さんを取材しました。大人気店となっても変わらない創業の想いを伺っていきます。

西中洲エリアの風情ある雰囲気
天神中央公園の天神エリアと西中洲エリアを結ぶ小道の一角にあるのが、今回紹介する「元祖博多めんたい重」さん。都会の便利さと自然に触れ合える公園に隣接している最高の立地です。かつて料亭が立ち並び賑わっていた西中洲エリアにある3階立ての木箱のような店舗外観は風情と老舗の威厳を兼ね備えており、毎日ランチどきには公園まで続く行列が見られます。

1、2階合わせて80席もある広々とした店内は落ち着いた和風の造りになっており、ゆっくりとお食事を楽しむことができます。木のぬくもりが伝わる一枚板のカウンターや掘りごたつ式の個室もあり、上質な大人の空間です。

当時の美味しさを後世に残したいと呼び起された逸品
「元祖博多めんたい重」さんは明太子料理を食べられる専門店として2010年にオープンしました。

旅の思い出や憩いのひと時に「元祖博多めんたい重」
明太子料理専門店として1番人気の定番メニューは、やはり博多名物の「元祖博多めんたい重」。手間暇かけてじっくり漬け込んだ昆布巻き明太子を、海苔を敷いたほかほかごはんの上に丸ごと１本乗せて食べるのが特徴です。

他にも、コクのかたまりである明太子と10種類以上の野菜をふんだんに使用した「めんたい煮こみつけ麺」もおすすめ。 素材の旨味を最大限に引き出す為にじっくりと煮込んであり、もちもちの太麺に濃厚なつけだれのつぶつぶ明太子が絡みうまみが広がります。

有名人のご来店や注文も多い「元祖博多めんたい重」さん。店舗でいただく際には平日夕方の時間帯がねらいめ。店舗でご注文いただきテイクアウトするか、デリバリーでのご注文も可能です。
そして、昆布巻きめんたいこは縁起物のお土産としても大人気。