みなさん、よくご存じの方もいらっしゃるでしょうが、セコガニ（松葉ガニのメス）についてお話したいと思いますので、お付き合い下さいね！(^_-)

この写真は、セコガニ（松葉ガニのメス）です。
松葉ガニのメスは、オスガニに比べてとても小さいです！

漁期は、オスガニ（松葉ガニ）が１１月６日午前０時から翌年の３月２０日いっぱいまで操業できるのに対し、セコガニ（松葉ガニのメス）は１１月６日午前０時解禁で翌年の１月１０日までの操業となっています。
ですから、今年の漁期はすでに終了てしまいましたね！　
ざ・ん・ね・ん　(−−〆)

しかし、これは「資源保護」のための取り決めなんですよ！
１航海に獲る枚数もきちんと決められています。

【例えば】
出港してから帰港までが１２時間以内であれば　５,4００枚以内。　　
(去年は、６,０００枚）
出港してから帰港までが２４時間以内であれば　９,０００枚以内。　
（去年は１０,０００枚）
出港してから帰港までが４８時間以上であれば１８,０００枚以内。　
（去年は、２０,０００枚）

※　今年は、「セコ」が不漁だったため漁獲量を去年の１割減としたそうです。
このように、資源保護のため、毎年近隣の漁協で話し合って決めているそうです。

セコガニの最終市についても、県内操業（兵庫県沖操業）の船は１１日まで、県外操業（鳥取・島根沖操業）の船は１２日まで市にかけ競られることができるというように決められています。
これも、今年だけでなく来年、再来年を見越した上での自主協定なのです。

いつまでも美味しいカニをお客様に召し上がって頂きたいですものね（＾−＾）

次回は、セコガニの「内子」と「外子」についてお話したいと思います。
お楽しみに…