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香住 しばやま荘別館 山水苑のお知らせ・ブログ
『カニ刺し』の調理方法の一考察!
更新 : 2010/2/10 20:57
昨日につづいて、もう少し、カニのお刺身について、お話したいと思います。
今日は、調理法についてです。
フローチャート的に進めますと、
まず、@活きた活ガニのお刺身とA〆たカニ又は冷凍のカニのお刺身がありますよネ。
今回は@の活きたカニ刺しについて、考えて見ます。
最近の傾向として、これまた2パターンに分かれるように思います。
1)一つは、一般的な活のお刺身、昔ながらの洗いの形です。よく「花がパット咲いたような」と言うやつです。
2)もう一つは、最近、写真などでもよく見かけますが、洗わずに殻から直接ひっぱって外した身を口に運ぶというもので、身がひらかず透明感があり、ぬらっとしている感じのやつです。
双方、メッリト、デメリットがありますけどネ・・・。
1)の洗いは、
見た目が美しく正に、カニ刺しと言う感じですが、やはり洗うのでカニ本来の旨味は逃げますし、カニの繊維に水を吸わせて膨らますので、味的には落ちます。
そこで、工夫として、出汁などで補ったりします。
また、吸わせすぎるとカニカマのようになってしまうので、カニ刺しをつくる時間がポイントとなります。作り置きすると、カニの持つ自己分解酵素で身が溶けるというか、だれてきますネ。
でも、あくを流すので食べやすくはなりますね。後でカニの甘みが来る感じですか・・・。
単純ですが、けっこう奥が深いのですヨ。
2)は、・・・続くです。
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