宿番号:356529
香住 しばやま荘別館 山水苑のお知らせ・ブログ
下り方向に進むのに、「上る」とは…?(−−〆)
更新 : 2010/2/11 9:59
船が出港することor出港したことを地元の人(漁業関係者)は、「船が上る(のぼる)or上った(のぼった)」と言います。
普通なら、西向きに進むのは「下り」で東向きに進むのが「上り」だと思いますよね〜!
JRの時刻表を見てもそうなっています。
これは、「東京」を基点として考えているからです。
もっと遡れば、基点は「京都」でしたね。歴史を紐解いても、京都へ赴く時に「上洛」という言葉がよく使われています。
これに対し、漁業関係者は「魚場」を基点として考えているのです。
ですから、鳥取・島根県方面(浜田沖や隠岐の島など)の魚場に向かう時は「上る」と言うのです。
そして、魚場から帰りつつある状態を「下がって来ている。」と言います。
何を中心に考えるかによって、まったく反対の言葉が使われるなんて不思議なものですね!
真冬の日本海は、波も荒く、寒さも尋常ではありません。常に死と向かい合わせの状態だといっても過言ではありません。
命がけで一生懸命 松葉ガニや魚介類を獲って来て下さる漁師さんたちに心から感謝します!
「ご苦労様です!気をつけて操業してくださいね!!」 <(_ _)>
松葉ガニ漁も残すところあとひと月余り…
無事に漁期が終わることを祈っています! (^.^)/~~~
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