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香住 しばやま荘別館 山水苑のお知らせ・ブログ
カニ料理のタイミング!
更新 : 2010/2/27 20:32
物事には、すべてベストのタイミングと言うのがあります。
とくに、活カニ料理は、調理自体がシンプルなので、逆に・・・時が重要となります。
カニ刺しを引くのは、お出しする5〜10分前、引きすぎるとカニカマになってしまうし、
焼きガニの塩振りは、焼く直前、時間をおくと脱水して身がしぼんだり旨みが逃げてしまいます。
甲羅蒸しや鍋もしかり、天ぷらは揚げたてでなくては美味しくありません。
水分がもどってべたついたものは、もう天ぷらではありません。
この様に考えると、作り手と、運び手と、また食べる人との共同作業で成り立つ無形の共感!と言えます。
ところで、先日、コンパニオン付きの活ガニの団体様がいらっしゃった時のことです。
乾杯の音頭に合わせて、料理を出す手はずが、挨拶が長くて(30分ほど)、
「エッエ〜!タイミングがとれないヨ」だったのです。
さらに、コンパニオンのお姉様方が好意で給仕をして下さるのですが、料理のレクチャーを聞いてくれないので、仕上がりがバラバラ!。
でも、お姉様効果か大変喜んではくださいましたし、美味しい美味しいとは入って下さいましたが、
内心はチョット複雑。
活ガニは宴会向きではないのか?。実力不足なのか?。そこまでこだわる必要がないのか?。
悩むのは料理する者だけで、お客さまが気分良く食べられれば、それが一番ですよね。
でも、やっぱりでもですよね〜。
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