宿番号:356529
香住 しばやま荘別館 山水苑のお知らせ・ブログ
暑いが挨拶?涼をよぶ鱸の洗い♪
更新 : 2010/8/5 12:19
今日も本当に暑い日で早くも夏ばて気味!。昨日は、但馬の豊岡市で、最高気温38度越えの日本最高気温を記録しました。 暑すぎで〜す。 海にでも浸からないとやってられません。
で、今日は鱸の良いのが入りましたので、涼を感じてもらうように、洗いでご提供です。
個人的には、湯洗いの方が臭みが取れて好きなのですが、質が良いのとあまりにも暑いので、シンプルに普通の洗いにしました。
身が活きていないと、身が爆ぜないので、〆て死後硬直を起こす前のものでないてといけません。繊維と逆目に薄くへいで、氷水で洗うと表面がちじんで、チリチリとなります。切子に氷を敷いて梅肉醤油でサッパリと頂きます。
こう暑いと、涼を感じさせる味に、心が向くものですね。
鱸も又、ブリやボラと同じで出生魚です。
ヒカリゴ→がコッパ→セイゴ→がフッコ→鱸となります。時代劇でコッパ侍とか言うのも同じ意味で、取るに足らないと言う事です。
夏を代表する魚で、淡白な白身なので、刺身にしても、焼いても、煮ても、揚げても美味しい魚です。ただ、磯臭いと言うか、独特の匂いが強いものがいるので、吟味は必要ですが。
宿では、鱸と言わずにフッコ(福子)と言うこともあります。縁起を担ぐ意味とお客様に鈴木さんが居られたら、呼び捨てみたいになり失礼になりますからネ。
なんにしても、銀色の粋な奴は、夏お世話になる魚で〜す。