宿番号:356934
オークラアカデミアパークホテルのお知らせ・ブログ
オークラ通信 4月11日
更新 : 2010/4/11 7:56
こんにちは。
調理部 前川です。
つい先日のこと、房総の山々では桜が見頃となり
あちこちでお花見が行われていました。
山、粧う 「やま、よそおう」
かつて日本では、紅葉した山々を見て、こう表現していました。
この日本の雅な表現は、世界を見ても類を見ない美しい表現だと思います。
四季の移り変わりを、かつての人々は様々に表現していました。
春にもこの表現が当てはまるのではないでしょうか?
料理の世界でも、春は冬に眠ってしまった体を起こすために、
アクの強い食べ物を春先に食べることで、体を内側から目覚めさせると
代々伝えれられています。
春先に山菜や、筍などアク抜きが必要な食材を食べるのは、
このような利用からだと言われています。
二十四節気は、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の、
そして春には春の食材を食べる目安にもなるかと思います。
私たちのホテルでも、地産池消もとい、千産千消をベースにした、
旬の食材を使ったメニューを各レストランでご提供致します。
また、レストランカメリアでは
体に優しい食医同源のお料理をお客様に提供しております。
今週で近隣の桜は見ごろを終えてしまうようですが、
これからの季節、新緑に囲まれるホテルで
体も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?