突然ですが京都には世界文化遺産がいくつあるかご存知ですか？
正解は16社寺1城の計17ヵ所で「古都京都の文化財」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
ブログで紹介した賀茂御祖神社(下鴨神社)、龍安寺もその一つです。
ということで今回は世界文化遺産繋がりで「慈照寺」をご紹介致します。

「慈照寺(じしょうじ)」と聞いてもピンとこない方も通称名の「銀閣寺」はご存知ではないでしょうか。
足利義政が営んだ山荘を禅寺に改めたのが始まりで、東山文化の真髄を表現した簡素で洗練された美は、国内外問わず人気な観光スポットとして知られています。
そして銀閣寺を拝観されたら必ず疑問を持たれるのが「どうして銀色じゃないのに銀閣寺なの？」ということ。
一般的には「銀閣寺」という通称名は「金閣寺」に対し称せられることとなったといわれています。
ですが一部の史料や伝承では、月光に照らされた時に銀色に見えるため、ともされています。
きっと月の下で見る銀閣寺はその名の通り、美しかったに違いありません。

残念ながら夜の拝観はないので、真偽は確かめられませんが、日中の銀閣寺でも洗練された美を十分堪能できます！
建物だけではなく、白砂の庭、山道の苔、木々の一本にいたるまで「わび・さび」を感じられます。

また、銀閣寺の北からは8月16日の送り火で知られる大文字山の山頂「大」の所まで登れます。
上り1時間半程度、下り1時間程度です。四季を問わず一年中「大」の字から京都市内が一望できます。
登山道は「哲学の道」に続いていますので、ハイキングを楽しんだ後にリヴェルト京都鴨川のお部屋から大文字の「大」を眺めてみるのも一興ではないでしょうか。
※3、4、5階の鴨川に面したお部屋からご覧いただけます。

リヴェルト京都鴨川からの行き方
市バス7・203『河原町今出川』より『銀閣寺道』下車 25分