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ベッセルホテル倉敷(2024年6月全室リニューアル)のお知らせ・ブログ
◆旧陸軍橋梁基礎◆
更新 : 2024/12/6 16:51
岡山大津島キャンパス様(岡山市北区津島中)内にある旧陸軍橋梁(りょう)演習施設跡で昨年度から発掘調査を行っている同大文明動態学研究所は、地中に埋まった基礎部分の構造の一端がさらに明らかになったとして、7日に現地説明会を開くかれるそうです。
同施設は、工兵隊の爆破訓練に用いられたと伝わる遺構で、同大文・法・経済学部駐車場の北に位置してます。橋の始点と終点を支える橋台1基と、その中間で橋桁(げた)を支える橋脚2基が現存しています。共にれんが造りで、太平洋戦争の開戦以前から使われていたとみられてます。
橋台の根元を掘り下げたところ、れんが積みの基礎部分(深さ約1・1メートル)の下部に、沈下を防ぐ小石混じりの土層が20センチ堆積していることが判明され、地上部分の背面は、複数のれんがを固めたブロックを置き、盛り土をする工程を繰り返して築いていることも分かりました。橋台自体の大きさが幅約7メートル、奥行き約5メートルに及ぶことも確認されてます。
説明会は午後1時半〜3時半で、申し込み不要。問い合わせは同研究所文化遺産マネジメント部門(086―251―7290)。
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