全国約４０のローカル鉄道会社が共同で取り組む御朱印帳ならぬ「鉄印帳」事業で、中国・四国エリア対象の新たな鉄印帳が登場しました。岡山県内で参加する岡山電気軌道（岡山市）と水島臨海鉄道（倉敷市）、井原鉄道（井原市）の３社は趣向を凝らした記念のオリジナル鉄印を用意し、販売しています。

　同事業は、ローカル鉄道の利用促進などを目的に全国の鉄道会社でつくる協議会が２０２０年から実施している。２４年からはエリア版が始まり、中四国の１２社が名を連ねる今回の鉄印帳（縦１６センチ、横１１・５センチ）は東北・道南、東海に次ぐ第３弾で西日本では初めてだそうです。

　岡電の鉄印は、レトロな外観が特徴的な「東武日光軌道線復元号」と、英国の鉄道アニメをモチーフにした２種類の「おかでんチャギントン電車」の計３種類です。

　臨鉄は「キハ３０」などの旧国鉄車両４種をあしらった鉄印を作り、１０月１４日の「鉄道の日」に合わせた新作も準備されているそうです。

　鉄印帳は１冊１８００円、鉄印は１枚３００円〜。購入には乗車券と鉄印帳の提示が必要だそうです。
　鉄印帳、鉄印とも各社で取り扱う場所が決まっており、詳細は各社のホームページで確認できるそうです。。