◆お守り刀◆
更新 : 2025/11/30 19:03
厄よけや子どもの成長を願う刀の新作が集う「第18回お守り刀展覧会」(全日本刀匠会など主催、山陽新聞社、テレビせとうちなど共催)が29日、岡山市北区丸の内の林原美術館で開幕しました。
総合、刀身、外装、研磨の4部門で全国公募し、入賞・入選作や招待作計46点を展覧されてます。最優秀の文部科学大臣賞に選ばれた月山一郎様(奈良県)の脇差しは、「皆焼(ひたつら)」と呼ばれる刀身全体に広がる刃文が優美に入っています。外装の部で特賞を受けた佐藤ひなの様(岡山市)による作品は、黒漆塗りに蒔絵(まきえ)の金魚が悠々と泳いています。
会場には、岡山藩主池田家伝来品を含む同美術館所蔵の刀剣や外装具も並んでいます。
会期は来年1月18日まで。同12日を除く月曜と12月27日〜1月5日、同13日休館。毎週土曜の午後2時から刀匠や学芸員のギャラリートークをされてます。
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