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何に見えますか?
カテゴリ:イベント・フェア 2008年12月19日(金)
更新 : 2008/12/15 19:53
この写真、何に見えますか?
悲しいかな、私は何回見ても缶詰のミカンにしか見えないんです…
なんて貧しい発想力なんでしょうか(涙)
実は、これは三体月の写真なんです。
「旧暦の11月23日に、熊野の山から登る下弦の月が、
三つに分かれて見えた」
という伝説があるそうなんです。
また、それにちなんだ観月会も行われています。
今年は12月19日がその日にあたり、田辺市の本宮町と中辺路町で行われ
参加者を募っています。参加費は無料です。
そもそも…(ちょっとウンチクです)
特定の月齢の夜、地域の人々が寄り合い、
月の出を待ち、皆で拝む行事のことを「月待ち」といい、
地域によって催し方も様々だそうです。
十五夜も月待ちのひとつなんです。
また、旧暦23日の月は「二十三夜月」と呼ばれ、
深夜12時ごろに顔を出すため、「真夜中の月」
ともいわれるそうです。
真夜中まで月待ちして月を拝むことで、
願い事を叶えることができるとされたためか、
最も一般的に行われています。
自然の恵みに感謝しつつ、古のロマンに思いを抱き月を拝む…
月が三体に見えるかどうかは、神秘のベールに包まれています。
ただ、見えなくても、
「見たいと強く願って、ずっと月を見つめていたので、
一瞬なんとなく三体月に見えたような気がした…」
と、言われる方もいらっしゃいました。
なかなか、見ることができないといわれる三体月…
強く思いを馳せながら、願い事が叶えられるころ…
もしかすると、三体月が、その姿を現すのかもしれませんよ!