当館の露天風呂にある『金蔵の湯』、
その湯にまつわる、ちょっと心温まる話。
やさしから生まれた温泉地『登別温泉』、
その礎を築いた男の、ちょっといい話に少しだけお付き合いください。
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- ―江戸の大工職人、滝本金蔵。
- 当館の創業者、滝本金蔵は江戸の大工職人でした。
32歳の時に長万部へ移住。
のちに幌別へと移り、駅逓所の建設に携わっていました。
金蔵の妻、佐多はひどい皮膚病に悩んでいました。
『少しでも妻の苦しみを取り除きたい』
妻のために、金蔵は険しい山道を分け入ります。
深い山奥に温泉が湧くという噂を聞いていたのです。
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- ―多くの人に、この湯を届けたい。
- 遂に見つけた『登別温泉』。
早速、佐多に湯治をさせます。
すると、みるみるうちに皮膚病は快癒。
『この効能を、悩める多くの人へ広めたい』
そんな想いで金蔵は湯宿経営を始めました。
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- ―『金蔵の湯』のちょっといい話。
- そして、創業より百六十余年。
金蔵の想いは今も引き継がれます。
露天風呂にある『金蔵の湯』は、当時の湯船を再現。
昔ながらの湯車と湯棚で温度調整しています。
そんな金蔵の湯の、ちょっとした秘話。
ご来館の際は、是非お試しください。
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