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市原マリンホテルのお知らせ・ブログ
市原市にゆかりの人物
更新 : 2010/2/18 5:58
今日は市原にかかわりのあった歴史上の人物をご紹介します。
それは菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)です。
この人物を皆様ご存知でしょうか?高校で文学史などを勉強された方はきっと一度は聞いたことがおありかと思います。
菅原孝標女は平安時代の寛弘5年(1008)に生まれ、その生涯を古典文学の名著「更級日記」に記した人物として知られています。
さて、彼女がなぜ市原に関係しているのでしょうか?それはこの「更級日記」の始まりが、寛仁4年(1020)、彼女の父である菅原孝標が上総介の任期を終え、任国から帰京した時の旅の思い出から始まっているからです。
上総国の中心地、国府は市原に置かれていました。つまり、彼女は父の仕事の関係で子供の頃の一時期をこの市原で過ごしていたということです。
現在、JR五井駅東口からまっすぐ伸びる大通りは「更級通り」と名付けられ、そこには菅原孝標女の銅像も建っております。
また写真は彼女をモデルにしたキャラクターのオリジナルタオルです。数量限定で市原マリンホテルのお土産コーナーでも販売しております。
市原の思い出に是非一ついかがでしょうか?
(Y・N)