朴葉味噌の味って覚えてますか?
お宿さんや飲食店さんによって
お味噌の味は違うと思います。
当館は荏胡麻を含め
野菜や果物など約10種類以上ブレンドし
朴葉味噌を練っております。
食材の配合や組み合わせも
大切かもしれませんが
1番大事な事は
どれだけ愛情や想いが込められているかだと
いつも想ってます。
約1万回、人の手で練り上げるからこそ
絶対にその時の感情がお味噌にも伝わります。
『めんどくさいなぁ』
『だるいなぁ』
お客さまの目に見えなくても
そんな気持ちで練っていたら
きっと味に気持ちはうつってきます。
そんな気持ちで宿を営むなら
旅館をしない方が良いと
想ってます。
もちろん練ることは
筋肉にもメンタル的にも大変になる瞬間もありますが
お客さまの笑顔を思い浮かべながら
一練り一練り、練りあげてます。
荏胡麻の香りもほんのりありつつ
果物や野菜の甘みと味噌という味わいは
旨味がある飛騨牛に絡めると
白米もお酒も自然とすすみます。
心も温もりいっぱいに包まれるよう
これからもコツコツ楽しみながら頑張ります!