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別府八湯 御宿 野乃別府(ドーミーインチェーン)のお知らせ・ブログ
金鱗湖の紅葉みませんか
更新 : 2024/11/23 16:53
最近、朝晩の冷え込みが厳しくなりつつある今日この頃です。まだまだ本格的な冷えは訪れませんが、冬になると街のあちこちで揺らめく湯けむりがみられることでしょう。
ちょっぴり露天風呂のお客様が心配な御宿野乃別府です。
さて、別府から少し山間を抜けていくと湯布院にたどり着きます。
湯布院には多くのお店が立ち並び、たくさんのお客様がいらっしゃいますが、その奥には昔から地元の人たちにも親しまれた金鱗湖がございます。
ちょうどいま、紅葉が見ごろとなっております。
この金鱗湖は大分川の源流のひとつであり、この池に朝霧がかかる風景は由布院温泉を代表する景観となっています。由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池(=岳の下にある池)」と呼ばれていた湖は、1884年(明治17年)に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗(うろこ)が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。
湖の周りには散策路が整備されており、魚や水鳥が泳ぐ姿が眺められ、散策するにはピッタリの場所です。
実はこの池、温泉が流れ込んでいるのか真冬でも暖かく、湖面にはうっすらと湯気が立ち上ります。池の鯉たちも豊富なプランクトンを食べられるためなのか、丸々と肥えております。
池の端の方が浅瀬があり、手を漬けてみると池の温かさを感じることができます。これからの季節、面白い風景がご覧いただけるため別府にお越しになる前にちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
皆様のお越しをお待ちしております。
秋から冬の早朝には、朝霧に包まれた幻想的な金鱗湖の姿を見ることができます。