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ピッコロホテル オペラ軽井沢のお知らせ・ブログ
花はどこに行った、、、♪、(1)
更新 : 2010/3/5 14:27
先日 NHKBS20周年の記念番組をビデオで撮っておいて見ました。
われらの世代では誰でも知っているフォークソング♪「花はどこに行った♪Where have all the flowers gone?」の不思議なそして素晴らしい話でした。感銘を受けたのでちょっと聞いて下さい。「花は、、」は皆さんも知っているように反戦歌として知られていますが 「野に咲く花はどこに行った、、、少女に摘まれた、、、その少女はどこに行った、、男に嫁いだ、、その男はどこに行った、、兵士になって戦場に行った、、その兵士はどこに行った、、墓石になった、、その墓石は、、、花に包まれた、、、花はどこに行った、、、」 という 1.花 2.少女 3.兵士 4.戦場 5.墓場、、6.花、、、というエンドレス?の歌になっている。 そこには強烈な反戦の言葉はない。どこにも戦争反対、、と入っていない。 When will they(we) ever learn? (彼らは(我々は)いつ判るんだろう?)というセンテンスが各終わりに入っている。 それがかえって静かに反戦を唱えている。 そもそもこの歌は誰が作ってどうなって行ったのであろうか、、、 この曲はアメリカの有名なフォーク歌手 ピート シーガー が 最初の3番までを作詞作曲をした。 そしてその歌が3番までだと歌っていて盛り上がらない、、すぐ終わってしまう、、と、、4番、5番、、そして 1番に戻る作詞を加えたのはニューヨークのフォークソングの好きな人、、ジョー ヒッカーソンであった。 そこで始めてエンドレスの歌になった。 そのあとキングストントリオが歌って人気となりベトナム戦争の反戦歌になりピーターポールアンドマリーやジョーンバエズやそのほかのフォーク歌手が歌って60年代のフォーク曲の定番になった。 さて この曲を使ってオリンピックで反戦を訴えたのはだれか? 1988年 カルガリオリンピックのフィギアスケートでこの曲をバックに踊ったのがドイツのカテリーナ ビットであった。 ビットは1984年サラエボオリンピックで東ドイツ代表として金メダルを取ったが、その後すでに最盛期を過ぎたビットがこの曲をバックに情感をこめて踊ったオリンピックは7位に終わったのだがその演技は人々の心を打った。 (続く、、)
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