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宿番号:369904

軽井沢の緑に包まれて過ごす大人の休日。フレンチコースディナー

JR北陸新幹線「軽井沢駅」乗り換え・しなの鉄道「信濃追分駅」から車で約5分/碓氷軽井沢ICより約20分

ピッコロホテル オペラ軽井沢のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 聖ヨゼフ教会、、(1.)

    更新 : 2011/10/25 18:49

    MA神父 送別会、、の 勢いで、、隣組の 聖ヨゼフ教会 の お話をしたいと思います。

    われわれのホテルのある地区は 大日向地区、、といい 軽井沢では西の方に位置し、 ちょっと変わった?地区であります。   

    太平洋戦争の時長野県の大日向村から国策で満州に開拓団として移住し敗戦後大変な思いをして帰国なさった方々が 元の大日向村には帰れず、この軽井沢の地で国有林の払い下げを受け、入植しました。  土地はご承知のように浅間山のふもと、、火山の溶岩地帯で掘るとすぐに岩が出てきて痩せた土地であり、その土地を67戸の入植家族が大変な苦労をして開墾して今日の大日向区があります。

    帰国した家族は1戸として満足な家族はなく、子供が亡くなったり、片親だったり、、、命からがら引き上げてきて 冬はマイナス20℃にもなるこの地で一生懸命働いたそうです。

    入植時、旧軽井沢にある聖パウロ教会から一人のコロンビア人の神父 名前が コンラッド神父、、という方が開拓団と一緒にこの地に入植、、、親たちが働いている間子供たちを引き取り、食事を食べさせ、勉強を教え、、懸命に面倒を見たそうです。  

    終戦当時の物のない中でカソリックの組織により食料や文房具などなど、を集め一緒に苦労をともにし生活しました。     

    今、50代から60代の大日向の人々はみんなコンラッド神父が親代わりとなっているそうです。   その神父は3年前、コロンビアの地で亡くなったそうですが 、、

    我々はカソリックでもなく宗教も持たない人間ですが、この話を聞いた時には 本当に感動しました。

     その神父が建てた教会が 「聖ヨゼフ教会」 であります。 

     そして始め作った託児所、、その後の聖ヨゼフ保育園と、、となって今日があります。  

    上の写真の右側が教会で左が保育園であります。  この裏側が国有林で浅間山まで続いております。


    大日向は軽井沢町の小さな 一つの 「区」 ですが この教会と保育園は 自慢の場所であります。



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