先日、フロントが、さなえ田のお客様に宜しければ、お部屋でお食事お出ししましょうか？

とオススメしたそうです。その日は、個室食事処がグループ様がお隣だったようで、騒がしいかな？と思い、お薦めしたようですが、お客様曰く「え〜、お部屋に誰も来ないのがよくて、ここを予約したのに。。」とのお言葉。

フロントは、ちょっとびっくり。実は、彼は、旧「まんだらや」さん、現「花まんだら」から出向してきているスタッフです。

旧まんだらやさんでは、お部屋食じゃないの！とよく不満があったようで、旅館は、お部屋食じゃないとご満足いただけないかと思ってましたとの事＾＾

もちろん当館の本館や離れ「里山の四季」はお部屋食で、根強い人気ですが、さなえ田の個室食事処は、カニの時期には、お部屋に食事の臭いが篭らなくていいとか、仲居さんがお部屋に出入りするのが気を使うというお客様に人気のようです。

お客様のニーズが多様化している現代。
お部屋に必要な時以外仲居さんが出入りしないお宿もあってもいいんじゃないかと「さなえ田」のコンセプトを考えてみました。

そのため、リビング寝室の広い２間構成、お部屋にかわいい猫足バス、バス入浴剤も色々、自由に飲めるコーヒーや紅茶、お持ち上がりＢＯＸにお菓子などお部屋でもゆっくりおくつろぎいただけるようなものをご準備させていただいております。

又木造は、物音が響くのが、難点ですが、これは、壁の構造体を考え、お部屋のドアもホテルタイプにして、ほぼ完全防音でお客様のプライベートを守っています。

貸切温泉も館内２湯は、離れ、さなえ田のお客様専用のＶＩＰ貸切露天として、深夜２時までの貸切ご利用ＯＫにしております。

目に見えないところでは、深夜帯は、警備会社の警備員がフロントの常駐し、白山３館の見回りと異変に備えております。

全てお客様にごゆっくりして頂く為です。

このコンセプトは、兵庫県の経営革新を頂きました。

旅館のようでシティホテルのようなとは、そこまでいっていないので、新町屋ホテルということで
ご案内させていただいております。

都会で忙しいお仕事されて、たまには誰にも合いたくない、気を使いたくない、お子様連れで泣き声ややんちゃが響くと気を使うなどのお客様に喜んで頂いております。

冬にひと時の静謐、雪の音さえ聞こえそうな「さなえ田」です。。