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宿番号:373468

自然豊かなハチ北高原の麓に佇む一軒宿

石井温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山IC下車R9鳥取方面へ約25分、兎和野高原口左折約2km

リゾートヴィラハチ北のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • バイバイ、つばめ☆

    更新 : 2010/10/13 17:26

     春、日本にやってきたツバメ達が南に帰って行きました。しかし、ここまでくるには色々ありました。

     最大の敵は、天井までもニョロニョロとはいあがり、卵や雛を食べてしまうヘビです。何度か卵を丸飲みし、胴体の一部が異様に膨らんだヘビを見ました。悔しいですが仕方がありません。雛が大きくなっても要注意です。縁側の物干し竿にちょこんととまり、順番に飛ぶ練習をする姿、羽をばたつかせ危なっかしく、よたよたと飛んでる姿はなんともかわいらしいですが、それを狙うトンビやタカがいます。

     家の中とて安全とはいえません。誤って家の中に入り込み、家族中でツバメを追いかけたり、ハエを取るためにぶら下げている「ハエ取り紙」にくっ付き、剥がすのに一苦労、更に翼に付いた粘着テープをとるのに一苦労。うっかり玄関の戸を閉めた為に巣に帰れず、玄関の周りをウロウロと旋回しているツバメなど。(こういう時のために田舎の人は、蒲鉾の板を這わせて戸が閉まらないようにします。引き戸に限定されますが…)どんなに夜中でも、電気をつけると必ず親鳥はビクッと首を伸ばし起き上がり、キョロキョロと辺りを警戒します。
    「大丈夫、何もしないよーう。」と心の中で言いながら、そっと通ります。

     いよいよ旅立つ時には、しばらく住んだ玄関と外を、何度も何度もグルグルと行ったり来たりします。子どもの頃に「今までありがとう、とお礼を言ってるんだよ。」と教えてもらいました。渡りの時は一日300q以上移動して太陽、星座、風向き、地磁石を利用して、マレー半島、フィリピン、台湾、オーストラリアなどに渡るそうです。

     ツバメは来年も、同じ場所に帰ってくるといわれています。
    それまで元気で、バイバイつばめ☆

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