高校生の頃、自宅からバス停までの約2�q、毎朝必死で走っておりました。当時私の父は、農業のかたわら瓦屋に勤めており、高い屋根の上からその姿が見えるのでしょう。スルスルと降りてきては、自動二輪の後ろに乗せてバス停まで送ってくれました。今でも時々、自宅と職場の間に田んぼがあるので、山に行くついでに乗せてもらったりします。

　バイクには全く興味がなく、4つタイヤの付いた車でさえ恐々と乗っている私にとって、不安定で重く、暑かったり寒かったりするバイクに乗る人の気持ちは正直よくわかりません。でも、時々ですが後ろに乗せてもらっていると、風の中を走る気持ちよさとか、顔にあたる空気の心地よさとか、周りの景色が飛ぶ感じとか、なんとなくバイクに乗る人の気持ちがわかる様な気がします。

　田舎では、大きな音をたてて走っているバイクを見ると、5割の人が「仮面ライダー！」を思い出し、例えどんなに安全運転で1台で走っていても、8割の人が「暴走族だ！」と言います（私だけ？）
　
　気候がよくなり、ライダーの方をよくお見かけするようになりました。今年は暖かいので、紅葉にはもう少し早いですが、ツーリングには最高の気候です。
　ご予約の際にお知らせ頂ければ、屋根付きの車庫をご用意させて頂くこともできます。お気に入りのバイクで、どうぞ安全運転でお越し下さいませ。