大学は「手段」であって「目的」ではない。「一流の大学に入ったから自分が良くなる」のではない。有名校に行ったから幸福か、無名校だから敗北者か、そうは絶対に言えない。今、政界や財界で悪事を働いている指導者に、一流大学出身者の方が多いのも事実である。

　大学は、大学に行けなかった人々のためにこそあります。国立大学が、私立大学に比べて学費が安いのは��大学に行きたくても行けなかった庶民�≠ｪ納めてくれる税金を、たくさん使っているからです。それなのに、大学に行った人が、行けなかった人を見下すようになってしまっては��本末転倒�≠ﾅす。

　また「読書」にも挑戦していきたいです。読書の利点は色々ありますが、何といっても��想像力�≠ｪ養われる事が一番のメリットでしょう。��ＩT（アイティ）�≠ﾌ時代に、なんとアナログか！とお思いの方もおられるでしょうが、実は、
��パソコン�≠竝｡話題の��スマートフォン�≠焉uこうなったらいいなぁ」という、人間の想像力から生まれたものです。

　受験も貴重なチャンスです。目標に向かってこれほど集中して勉強できる時は、人生のなかでもあまりないでしょう。しかも、皆が応援してくれる。学問は自分のためだけではなく、世のため、人のためにもなるのです。平和で自由に安心して、思いっきり勉強できる環境に感謝して、秋に向かって頑張りたいです。