最近『ほめる子育て』という言葉をよく耳にします。
ほめられると照れくさいものですが、ほめられて悪い気がする人はいないと思います。

　親は子に対して、また自分は他人に対して、ともすれば欠点ばかりに目がいくものですが、人間は誰でも長所もあれば短所もあります。人の欠点を指摘するのは簡単ですが、��三つ子の魂百まで�≠ﾆ言われる様に、簡単にはなおりません。大人がそうなのですから、子どもはなおさらでしょう。

　例えば私達だって、アンケートに『ローカに虫が落ちていました。』と書かれておれば、深く反省し、念入りにチェックしようと思いますが、『館内の清潔感は、高級ホテルに勝るとも劣らないものでした。』なんて記入して頂いた日には、嬉しさで舞い上がり「ルルラララ〜♪」ってな感じで、普段しないような所までピカピカに磨いちゃったりします。こういう事なのだなと思います。

『毎日弁当を作るのは当たり前なのに人から「ありがとう。」と言われた時、また重い荷物を持つのは当たり前なのに「力持ちですねえ。」と褒められた時、ただ笑っただけなのに「笑顔が素敵ですね。」と言われた時、人は素直にうれしくなるはずです。今日も褒められる事を無数にしています。やって当たり前ではないのです。』と新聞に書いてありました。
　そういうわけで、どうかこれからも��ほめて�≠謔�しくお願いします。