今日は、最高にスペシャルな方言を。
その方言とは、「しわい」です。

　どんな意味かと申しますと、噛んでも噛んでも、
なかなか噛み切れない、ゴムみたいなお肉あるでしょう？
そういう物を食べた時に使います。
「このお肉、しわ〜い！」　という感じで。

　この方言の、何がスペシャルかと申しますと、
この“しわい”に変わる標準語がないという事です。
（そういえば、日本語の「もったいない」も、
　外国には、それに代わる言葉がないそうです）

　確かに、飲み込めずいつまでも噛んでる時に、
一言で表現する言葉は、見つからないのです。

“堅い”ではない。“噛み切れない”や“噛みにくい”とも違う。
　やはり「しわい」がもってこい！

　おっと！打って変わって当館のお肉は、とろける様な柔らかさ。
ほっぺが、落ちてしまいそうです。そういう時は、このように言いましょう。

「ま〜、なんちゅう、うみゃぁだっちゃぁ〜！やわらきゃぁがな〜」
（訳）「まあ、何というおいしさでしょう！やわらかいですね」

おいしいお肉、やわらかいお肉、当館自慢のお肉をぜひお召し上がり下さい。