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知ってても得にならない雑学
更新 : 2019/1/31 2:19
ミジンコは、体長1.2〜2.5ミリ程度の微生物です。湖沼に発生するミジンコは、魚のいいエサになりますが、ミジンコだって、ただ食べられてるわけではありません。ミジンコは危険を察すると、体の形を変化させます。どう変化させるかというと、頭の部分を尖らせるのです。頭を尖らせると、捕食者は食べにくくなって、ミジンコに助かる可能性が出てきます。たとえば、ミジンコのいる水槽に、蚊の仲間の幼虫を放つと、ミジンコは幼虫のにおいに反応し、少しずつ頭部の形を変え、約24時間かかって尖らせます。日本にはいませんが、東アフリカやインドには、最初から頭を尖らせている種類もいます。ただ、いくらミジンコが頭を尖らせたところで、限界があります。蚊の幼虫が相手なら捕食を免れるケースもありますが、魚が相手だとそうはいきません。どんなに頭を尖らせても、一口でパクリとやられてしまいます。だからこそ、養殖池では、魚のエサ用にミジンコを大量に繁殖させています。
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