みなさま　こんにちは。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、木々を渡る風にも夏の気配が薫るようです。

タイトルは芭蕉の句からの引用。
草の上で光っていたホタルが、草の葉から落ちたと思った瞬間、飛び立っていく情景を表しています。

標高が高く冷涼な気候のための大町市では、例年７月上旬ごろからホタルが飛び始めます。
ホタルは異性と出会うために光り、成虫になってから２週間と言われている寿命を全うしています。
ホタルを見るとどこか儚げで、命の輝きを放っているようにも見て取れます。

ホタルが生息できる条件として、綺麗な水があり餌となるカワニナが豊富にいることなど、
自然が豊かであることが重要で、大町市はホタルにとって最高の環境です。

一般的に19時から21時ごろに飛びやすく、
雨が降りそうで降らない蒸し暑い日に、多く飛ぶと言われています。

私からは界アルプス周辺のおすすめスポットを2か所ご案内します。

■高瀬川ホタルの里　
界アルプスからお車もしくはタクシーで15分ほど
■宮の森自然園
界アルプスから歩いて20分ほど、お車では5分ほど

年によって見頃も変わりますが、今年は7月14日ごろまで、ホタルを楽しむことができそうです。
ぜひ信州の初夏のひとときをお過ごしくださいませ。


界アルプス　飯高