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勝浦温泉
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    和歌山の地酒#3龍神丸

    更新 : 2016/9/8 1:05

    和歌山県で幻の日本酒と言えば高垣酒造が醸す「龍神丸」があげられます。
    この高垣酒造には一つ物語があります。
    そもそも龍神丸は漫画「もやしもん」に登場したことにより和歌山県代表する人気の日本酒となりました。
    しかし龍神丸の生みの親であった高垣淳一杜氏が2010年に急逝されました。
    一人杜氏を亡くした高垣酒造の長い歴史は儚くも閉じようとされていましたが歴史は絶ってはならないとそ専業主婦であった垣任世さんが杜氏として立ちあがりました。
    当初、知識が技術がない中、相当な気持ちがなければ出来ないことだと思います。
    そして酒造りを他の蔵元や酒屋さんのお客様の協力の元、四年の歳月をかけて垣任世杜氏は龍神丸を復活させました。
    だけではなく日本一美味しい市販酒が決まるきき酒イベントであるSAKE COMPETITION 2015<純米吟醸 部門>で高垣酒造が醸す「紀ノ酒 純米吟醸 生貯蔵酒」が2位に輝くなど輝かしく躍進しています。

    何度か私も高垣酒造にお邪魔させて頂いておりますが高垣酒造を応援したい一つとして中学生の長男が高垣酒造を継ぐ思いで母親である任世杜氏や他の大人に混じって直向きに酒造りを手伝っていることです。私もお手伝させてもらったことがありますが夜遅くまでかかりました。「将来は蔵を継ぐために東京農大に行くの?」
    と質問すると一生懸命真面目だった顔が「はい」とにっこり笑ってくれたのが印象的でした。
    帰り際、夜が遅いにも関わらず長男は一人で駐車場まで見送りに来ては私の車が見えなくなるまで、こちらに頭を下げていました。
    自分が中学生のころ、物事に対しここまで直向きに励むことは出来てません。将来を運命を考えてませんでした。
    彼の将来を私は応援したいと思いました。

    その龍神丸が入荷しています。
    当館の日本酒はお客様のお好みに合わせて私がセレクト
    日本酒を数本試飲して頂き、その中から選んで頂いておりますが
    龍神丸は数に限りもあることから試飲には含めません。
    メニューにも載せていません。
    限定ではございますがこの記事を読んで頂いたお客様は「龍神丸」とご注文頂きましたら提供させて頂きます。

     

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