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    京の七口

    更新 : 2015/1/26 16:48

    鎌倉時代に始まり、秀吉が御土居で完成させたといわれる(諸説はありますが)七口。京の都と地方をつなぐ道の始まりとして設けられ、現在でもその地名を残します。三条通(東海道)の粟田口、近江とを結ぶ白川越(志賀越)の荒神口、山陰に通ずる丹波口、鞍馬から若狭へ通ずる鞍馬口などなど。
    この内、若狭へは他にも出町の大原口から北へ走り、朽木を抜けて若狭小浜へ至る若狭街道もあり、これを別名鯖街道と呼びます。出町橋の西詰には出町商店街振興組合さんが建立された「鯖街道口」の道標が建ちます。

    由来は読んで字のごとく、若狭で獲れた鯖を塩漬けにして京の都まで運んだっことに由来します。もちろん、鯖に限らず、若狭の海産物の多くも運ばれたことでしょう。海のない都にとっては貴重な海産物の搬入路となっておりました。そしてその鯖は鯖寿司となって京の名物として残ります。他にも、若狭のグジ(アマダイ)に鯛、カニ、ブリに岩ガキ、等々、若狭の海の幸の恩恵をこうむっております。

    ところで、大原口道標は今出川寺町交差点東北角にあります。
    花崗岩に建立者19名の名と、東西南北の四方向の行先が標されており、全国的にも美しい道標とされているようです。市内各所には大小いくつもの道標があり京都市登録文化財として、五条別れなどの道標とともに、保存されております。
    京都市内の地名と距離、19名の発起人(?)の屋号やお名前が流麗な字体で記されておりますが、今に続くお店があるかは定かではありません。

    因みに私どもの前にも一つ道標がありますが、残念ながら根元で折れて鉄枠で支えられております。
    「右 ぜぜ 大津道」
    「左 立木観音 石山道」
    と標されておりますが、「ぜぜ、大津道」は多少分かるとして、「立木観音」は少し判りづらいですね。厄除けで有名な立木さんは瀬田洗堰と天ヶ瀬ダムの間に位置しますのでここにこの道標を建ててもあまり意味がないような気がしますが・・・。

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