宿番号:377336
石長松菊園のお知らせ・ブログ
京都幕末維新を歩こう!bP〜岩倉具視幽棲旧宅〜
更新 : 2017/9/12 17:02
岩倉具視は明治維新における王政復古に力を注いだ幕末・明治期に活躍した公家政治家。
公武合体を進めるため孝明天皇の妹、和宮の徳川将軍家茂への降嫁を推進し成功させます。
しかし、この事が原因で尊王攘夷派から佐幕派とみなされ一時失脚し、岩倉村、現在の左京区岩倉上蔵町に隠棲しました。
岩倉具視幽棲旧宅は、岩倉具視が1864年から3年間居住したところで、密かに坂本龍馬、中岡慎太郎らと会合を重ねてまいりました。
岩倉具視幽棲旧宅は周囲を塀で囲まれ、通用門から入ります。
眼前には、作庭家七代目小川治兵衛が携わった庭園が広がり、奥には住居の主屋である茅葺の鄰雲軒(りんうんけん)と瓦葺の附属屋(旧宅)が建ち当時を偲ぶ事ができます。
他にも岩倉具視の遺髪を埋葬した遺髪碑(墓は東京にあります)、鉄筋コンクリート平屋建ての「対岳文庫」(たいがくぶんこ)が建っています。
「対岳」とは具視の雅号で、岩倉具視関係の資料が展示されています。(内部は撮影禁止)
紅葉期に行かれると庭のイロハモミジの紅葉が更に趣を醸し出します。
徒歩5分のところには「床もみじ」で知られる「実相院門跡」がありますので、秋にはこちらの紅葉も併せてお楽しみください。
関連する周辺観光情報
関連する宿泊プラン