秋晴れの10月中旬、信越本線8時13分長野発　妙高1号に乗って
直江津まで行って来ました。
来年、北陸新幹線が開通すると、
信越本線は第三セクターに移管されてしまいますので、
その前にもう一度乗ってみよう！と早朝出かけました。

車内はトレッキングの人々や家族連れの人々でほぼ満席でした。
ゆっくりと町並みを過ぎ、雑木林をぬけると
少しずつ北信五岳が姿を見せ始め、
紅葉しつつある黒姫山は、朝日にあたり
美しさと迫りくる雄大さで圧倒させられました。
車窓から遠くに見える　まだ刈り入れ前の田んぼでは
農家の方が一人、二人朝早くから作業されている様子が見え、
まるで絵画を見ているような感じがしました。
感傷にふけっているうちに、直江津についてしまいました。

来年3月で役目を終える「妙高」に向かって、地元の人が
手を振ってくれている姿が印象に残り、感動しました。
各地で地元の路線が廃止されたときいておりますが
いつまでも心に残る路線は大切だと思いました。

皆さまも是非ご乗車くださいませ。