梅雨もそろそろ終盤にさしかかり、夜も20℃を超す熱帯夜が出てまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、ある所でとても懐かしい写真に出会いました。
現在の長野駅舎から数えると2世代前の仏閣型駅舎の写真です！
この形の駅舎は全国的にも珍しく、島根の大社駅、京都の二条駅、奈良駅に並んで有名だったと聞いております。
大社駅などは現在も重要文化財として保存され、いまだ雄姿を拝むことができますが長野駅舎は保存されず、今は記憶の中にしかありません…

私個人としても青春時代には大変お世話になったので、とても思い入れがある駅舎でした。
幼い頃、祖父母の家に行くときに食べさせてもらった待合室の駅そばが大好きでした。
今は新幹線が開通し、東京からのアクセスも便利になりました。
当時は急用で東京に行くためには始発の特急あさまでは間に合わず、確か2時半頃に長野駅に到着する深夜急行の能登に乗り、乗車率150％くらいはありそうな混み具合の中デッキでうずくまりながら、とてもありがたみを感じたものです。
…と写真を眺めながら、当時を思い出しセンチメンタルな気分に浸ってみた今日この頃のご報告でした。

現在の駅舎は門前町らしい趣のある作りになりました。
巨大な縁提灯が灯る夕暮れはなかなか風情がありますので、皆様も長野市にいらした時は旅の一コマに写真に収めておいてはいかがでしょうか。
お越しをお待ちしております。