今月末 6月30日に、第33回氷室開きが行われます!
湯涌温泉の奥にある玉泉湖(ぎょくせんこ)の湖畔には、氷室(ひむろ)小屋と呼ばれる藁小屋があります。ここには毎年1月の最終日曜日に氷室に雪を仕込み、6月30日に雪氷を取り出します。この雪氷を取り出すことを氷室開きと呼びます。藩政時代は前田家は将軍家にこの氷室の雪氷を献上していました。今では金沢の夏の訪れを知る伝統行事となっています。
藁小屋とはいうものの、開けてみれば中はコンクリートの様なもので囲われており、雪が解けないのも納得です。
金沢の夏は、6月30日に湯涌温泉の氷室が開かれ、7月1日に「氷室まんじゅう」を食べて1年の無病息災を願うという、全国的に風変りな始まり方をします。
この氷室まんじゅうは三色あり、
緑は新緑で『健康や長寿』
白は太陽で『清浄』
ピンクは花で『魔除け』 を意味すると言われています。
湯涌温泉には一つのお饅頭に三色詰まったものも販売されています。ぜひご賞味ください!
一年に一回の貴重な日なので、当日、当荘にお泊りの方、金沢に旅行にくる予定の方、どこに行こうか迷っている方などみなさん是非行ってみてください!暑くなったり梅雨でじめじめしている中、雪を見るのは涼しげでとてもおすすめです。
日時:平成30年6月31日 10:00〜
場所:湯涌温泉郷、金沢駅構内