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宿番号:380280

【凛とした時を刻みし、萩の迎賓館】創業時の伝統を今に伝えます

ハイクラス

はぎ温泉
山口宇部空港から乗合タクシーで90分。JR東萩駅より徒歩7分。中国自動車道美祢東JCTから車で50分。

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  • 萩の筋名 おもしろストーリー「猫の丁」

    更新 : 2009/3/4 15:30

    「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」と言われる萩には、
    様々な由来を持った筋名があり、現在では約250確認されてい
    ます。

    この筋名には、同業の商人や職人たちが集まって住んでいた
    城下町らしく、鍛治屋町(かじやちょう)・飴屋町(あめや
    ちょう)など職業名にちなんだものが多いのが特徴です。
    そんな中でもおもしろいのが、伝承にちなんだ筋名です。

    今日は、この伝承にちなんで付けられた「猫の丁」をご紹介
    いたします (=´ー`)ノ

    llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

    時は、嘉永5年、萩城下 毛利輝元公に長井元房という忠臣がおりました。
    元房は、輝元公逝去の折、自刃してお供をされたのです。
    そして、「沙麗山天樹院」に葬られた輝元公のお墓のすぐ側に葬られました。

    元房には、とても可愛がっていた猫がおりました。
    元房亡き後の四十九日の間、天樹院にある元房の墓前から離れようとせず、
    やがて、自ら舌を噛んで、亡き主のお供したのでございます。

    元房愛猫殉死の後、夜になるとあたりに猫の啼く声がするようになります。
    天樹院の僧が、猫を哀れんで供養すると、不思議と声はピタリとおさまった
    のでございました。

    この因縁により、この界隈は「猫の丁」と呼ばれるようになったのでございます。

    llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

    猫のイメージが少し変わるお話でした(@゚ー゚@)
    ちなみに、猫の丁は萩博物館の西側、天樹院跡は、萩八景遊覧船乗り場
    から徒歩3分くらいで、萩夏みかん工房の裏手側あたりあります。
    お時間がありましたら、ぜひ寄ってみてください♪

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