宿番号:382371
有馬温泉 陶泉 御所坊のお知らせ・ブログ
秘めやかな 路地裏の楽しみ・・・
更新 : 2007/10/18 21:11
御所泉源の近くの通りは、「水中ヌード」なるストリップ劇場があり、向かいは芸者さんの稽古場。その並びに稽古帰りの芸子さんが立ち寄る白粉の香り漂う「竹の家」といううどん屋が有った。
僕が半ズボンをはいて鼻水をたらしながら走り回っていた頃の話。
その界隈に、湯屋と、いかがわしくないエステをつくった。
オープンはもうすぐ。
そこで、名称をつけなければいけない。
すでに近くに「チックタク」というカフェが出来ている。
レトロなカフェでシンボルに古い時計を飾っている。
このカフェをしているのは竹田君。竹田君の「竹」でチック・・・
駄洒落です。
そのような場所に今回、2つ同時にオープンする事になった。
既に「竹」があるのだから、松竹梅で行くか!・・・と考えた。
エステは上手でないとダメなので、ウメ〜ェ・・・という事で「梅」にまつわる名前をつける。
風呂は「松の湯」等よくありそうだから「松」
そこで綿貫先生に相談を持っていった。
小梅を使って「商売」(しょうばい)と読ませるのを、先生がした事があるので、そのへんから話を切り出した。
しかし「梅」は中国ではあまり尊ばなくて、梅が出てくる漢詩が少ないそうだ。
・・・・・中略・・・・・
で、決まった言葉が 「B I 」
普通 ビーアイ と読むでしょう?
ビーは美 アイは愛 できれいな言葉を連想するし
BIはバイ バイリンガルやバイセjクシャル つまり二重のとか二つのもの
このエステは、共同で運営する。つまり運営者が別に居る。どんなんかは改めて紹介します。
そしてバイは「梅」(ばい)でしょう?
マークに梅の花をあしらって、BI だけでは判らないので、頭に「アロマセラピー」を付ける・・・・
さあどんなロゴマークが出来るか楽しみだ!
そして「松の湯」
先生が「湯殿か湯屋どちらが良い?」と聞かれたので、すぐに「湯屋」と応えた。一軒家だから。
「松風」はどうでしょう?と聞くと先生は「松韻」(しょういん)だね」
すぐに「湯屋 松韻」と決まった。
そして二つの浴場の名前は、窓があり、風の通る方を「風」。
音が響きそうな方を「韻」とつける事にした。
松に関する漢詩は沢山ある。
今回の浴場は「これだ!」という特色は無いが、有馬温泉の原点 のような風呂にしたいなあと考えている。