宿番号:382371
有馬温泉 陶泉 御所坊のお知らせ・ブログ
旅館の主人の楽しみ
更新 : 2008/3/30 10:55
4月1日 有馬山叢 御所別墅(ありまさんそう ごしょべっしょ)がグランドオープンします。
約40日間のプレオープンの期間を利用して色々な所の詰めの作業を行って来ました。
ありがたい事に、その40日間で3回もリピートしてくださったお客様がおられます。
何故か?
やっぱり従来の有馬温泉の旅館ではなく、海外のリゾートホテルのような使い方をされています。
なにぶん初めての施設ゆえ、知ってもらうまでに時間がかかると思います。
そして一番の売りが「サーマルルーム」その概念が日本にはなかったので、体験してもらわないとわからない。
でも体験されたお客様からは好評です。スタッフも自信を持って進めています。
そのような御所別墅ですが、門からの眺めが僕はもう一つだと思うのです。
そこでデジカメで門から見た写真を撮り、画像ソフトで漫画を描きました。
何を描いたかというと、大きな壺に桜の枝をたくさん入れた状態。
気候の良い時の床几・・・・
しかし従来の日本建築よりも大きいので、3メートルぐらいの幅の床几が欲しい。
そして石臼か大ぶりの睡蓮鉢
しかしこれでは民芸調になってしまう。
床几の足を鍛鉄でつくり、睡蓮鉢や石臼の足も鍛鉄でつくるかな?
そうすると煙草盆はどんなものがふさわしいだろうか!?
単純に煙草盆で良いのだろうか・・・
このような事を考える楽しみがあるというのが、旅館の主人の特権だと思うのだが
いかがだろうか?
いずれにしてもそのような策を弄さなくても、自然が景色を作ってくれる季節が到来した。