伊藤博文が亡くなって今年で１００年。性豪で有名で一晩で芸者を２人はべらかしたという話もある。有馬温泉でもやったのかな？

御所坊のデラックス客室の一室に伊藤博文の書が掲げてある。ちなみにデラックスの客室には谷崎潤一郎に関するものを置いてある部屋や吉川英治に関する部屋などがある。

宿泊のお客様の中にはひどい事をする人がいる。いたずらで額に落書きされた。そこで表具屋さんに表装をやり直してもらった。結構な時間とお金がかかった。

その額は僕が物心ついた時から、部屋に掲げてある。
その部屋に泊まった人だけの楽しみにしてある。

額には「高談娯心」と書かれてあり、高い志の話をするとお互い気持が良くなる。
・・・どこかの会議と大違いだ。

石見銀山の松場登美さんとの一時は、まさしく僕にとっては「高談娯心」。彼女の話を聞いていると最近の僕のブレが良く自分で理解できた。

わからない人に言われると・・・最近わからない人ほど強いから、つい「そんなに分からない人ばかりだと、どうでも良いやん」という気持ちになってしまう。
筋を貫き通すという事は結構難しい。