宿番号:382371
開催期間
カテゴリ
高貴高齢者宿泊プラン
カテゴリ:新プラン 2008年6月16日(月)〜
更新 : 2008/6/16 14:09
有馬温泉 には「坊」のつく宿が多い。
それは仁西上人が鎌倉期に温泉寺を建立した際に、宿泊施設として「坊舎」を建設しました。
●●坊というように・・・
この●●というのは仏教的な階級を指すと聞いています。
御所坊は「御所」と名を冠しているように「高貴」な方々の専用の宿として続いてまいりました。
話は全く変わりますが、単純には分ける事は出来ないと思いますが、 ネガティブな人とポジティブな人がいると思います。
御所坊の先代は大正生まれ。「枯葉マークを付けていたら車線を譲ってくれた。」とか自分で後期高齢者と堂々と言っている。御所坊のロゴマークなどを書いてもらっている綿貫先生も親父と同じ年。
あの戦争を経験し、激動の時代を生きてきた人たちは強いと思う。
ある日「先代が同じ金を使うなら他所の旅館でなく、御所坊に泊まると言い出した。」
その日の夕方、事務所にいると「料理は二人で一人前でよいと言われている。」と客室係が話をしていた。
二人で一人前といわれても料金設定が難しい。 困ったお客さんもいるんものだと思っていた。
会議があったので遅れて部屋に行くと、その困ったお客さんは親父ら夫婦だった。
「これでよいねん。その代わり酒はちゃんと二人前飲む!」と、ご機嫌だった。
さらに「後期高齢者向けに、二人で一人前というプランを作れ!」という「何も半額にしろとは言わない。いくらか引いてくれたら良い。年寄りは残すのが嫌だから」という。
なるほど・・・・
世界的な食糧危機など広く世間を見渡すと、おっしゃる事はごもっとも
そこで75歳以上の方は、料理は二人で一人前というのはOKです。
さらに小学生以下のお孫さんとでもOKにします。
ポジティブな後期高齢者が考えたプランはいかがでしょうか?